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神戸にて現場手摺工事

みなさま、お疲れ様です。

8月のことなのですが、1日だけ神戸にて手摺工事の応援に行ってまいりました。例のごとく現場の応援というのは現場に到着するまでなにをするかわかっていません。というか、前日の21時になっても集合時間すらわかっていませんでした。遅いな?と思い、連絡してみると「明日京都の○○に6時に来てくれ」・・・そこまで1時間かかるんですが??

やはり現場でお仕事をされている方々は朝が早いです。私もこの日は4時半に起きて京都に向かいました。このコンディションで真夏の炎天下の中、毎日お仕事をされている方々には敬服せざるを得ません。

そして集合場所に6時前に到着し待機していると、なんと昔鳶職をしていた頃に何度か一緒に仕事をしたことがある後輩と再会しました。その後輩と初対面の鍛冶屋さんと3人で現場へ向かうようです。話しやすい後輩だったので、助かりました。

ここでやっと「今日、どこの現場に行くんですか?なにするんですか?」です。ここから神戸行くのかよ!ですw優しい雰囲気の鍛冶屋さんだったので、和やかな会話をしながら現場に向かいました。後輩は横で寝ていました。

現場に到着し、まず材料搬入をしました。全体の写真はあげられませんが、かなり工事が進んでいるテナントビルでした。この写真に写っているエレベーターはまだ使えないので、工事用のエレベーターで各階に手摺を搬入していきました。

この現場で、まず特筆したいことがあります。それは現場監督さんです。監督さんというのは本当に大変なお仕事です。工程を管理したり現場を整理したり、職人さんと打ち合わせをしたりトラブルを解決したりと暇はありません。

ここは割と若い監督さんが施工管理をされていたのですが、ものすごく人当りの良い方でした。こんな大きなお仕事を任されているにも関わらず、余裕を持って人と対峙される方でした。現場のあちこちにある段差には必ずスロープが設置してあり、立入禁止標示や危険箇所の養生など、どこをみても安全に仕事をしやすいように整頓されていました。気持ちよく仕事させていただいて、ありがとうございました。

こちらが本題の手摺になります。溶融亜鉛メッキが施されています。長い手摺は半分ずつ搬入し、現場で溶接して繋ぎます。

糸を張って高さを揃えます。

2枚の手摺を引っ張って、ピタッとくっつけています。

2枚の手摺がひとつになりました。それにしても、今日会ったばかりの私が1スペースの手摺を完成させてしまって良いのでしょうか。現場に向かう道中で、私の経験や持っている技術はお話しましたが、信用していただいたということで良いのでしょうか。など考えながら作業を進めます。

おわかりいただけるだろうか。狭い隙間を溶接する難しさが。

そんなこんなで2か所の手摺の溶接を終えました。ほとんど搬入のお仕事でしたので、溶接自体は1時間半ほどでした。帰り道に鍛冶屋さんから、「今日来てもらった応援は大当たりだった。」とお褒めの言葉をいただき、感無量です。こちらこそありがとうございました。

こういった現場仕事で、初対面の方とお仕事をさせていただき、新しい知識や経験が得られるのは本当にありがたいことです。どのようなお仕事でもRATELにご相談ください。

それでは今日はこのあたりで・・・最後までお読みいただきありがとうございました。

お疲れ様です◎