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技能五輪課題 圧力容器に挑戦①

みなさま、お疲れ様です。

突然ですが、「技能五輪」というものをご存じでしょうか? 溶接などの技術を競い合う、いわば溶接のオリンピックです! 私はこういう大会があるということ自体はやんわりとは聞いたことがあり、いつか出場してみたい・・・とは思いつつも、これまで実際にその機会に巡り合うことはありませんでした。(技能五輪には年齢制限があるそうで、23歳以下の方が対象だそうです。)

今回のテーマ「圧力容器」は、栃木県佐野市にある「株式会社メタリスト」の代表取締役  村川 友彦 氏、「通称;メタさん」が設計し、X(旧Twitter)にて開催された模擬イベント第1回の題材です。#メタリンピック

リンクはこちら↓↓

※株式会社メタリスト HP;https://metalist.co.jp/ X(旧Twitter)https://x.com/metalist2018 Instagram;https://www.instagram.com/metalist2018/

メタさん自身も過去に技能五輪に出場されていて、見事全国2位に輝かれたことのある溶接のエキスパートです。溶接や金属の組織のことなどに非常に詳しく、これほど理解されている職人さんは全国的にみても稀有な存在だといえるでしょう。XやInstagramでは仲良くしていただいております。いつもお世話になり、ありがとうございます。

今回から数回に分けて、この圧力容器のことを書いていこうと思います。タイトルにありましたが、こちらが圧力容器の材料です↓↓

タイトルのやつと違うじゃねえかwと思った方。すみませんw こちらはメタさんの描いてくださった図面を基に私が発注した材料で、タイトルにある写真はメタさんから御支給いただいたものになります。#メタリンピックに一番に手を挙げた初挑戦者を応援してくださったのだと思います。1台を練習用に、もう1台を本番用として使わせていただきます。

 

これはメタさんがガス溶断で切ってくださった部材です。とてつもなく綺麗に切断されています。人が手を動かして切ったとは思えませんw この技術が「株式会社メタリスト」さんです。

 

これは2台目の仮組の状態です。(1台目はカメラの向きを間違っていました)

この#メタリンピックにはきちんとしたルールが設けられており、溶接の種類は全部で4種類の溶接法を用います。(半自動溶接ソリッドワイヤー・半自動溶接フラックスワイヤー・TIG溶接・手溶接)

そして、置いたままの状態で溶接すること。この圧力容器は高さ15センチ・幅20センチ程度なので、通常ならこのサイズ感だと横に倒したりひっくり返したりしながら溶接しますので、非常に難しそうです。

今回は仮組までを見てもらいましたので、次回は1台目の本溶接から書いていきますので、是非最後までご覧ください!

それでは今日はこのあたりで・・・ここまでお読みいただきありがとうございました。

お疲れ様です◎