みなさま、お疲れ様です。
今回は、圧力容器の本番の様子を載せていきます。前回の練習で学んだことを頭に入れながらやっていきますが・・・
見ていきましょう・・・
仮組の状態です。なるべく隙間などができないよう慎重に組みました。
背面の溶接です。前回のようにアンダーカットが入らないよう注意しながら、覗き込む位置を変えることでしっかりと右側も見えるよう心掛けました。ウロコがもっと綺麗に揃っていれば・・・。
写真上部の溶接も、なるべく真っすぐになるように気を付けました。
前回事件が起きた側面ですw 今回はノズルを綺麗に掃除してから、細心の注意を払いましたw
パイプの横向き溶接も、カットが入らないように工夫しました。
反対側はこのようになっています。
ここまででお気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、下部の溶接が1台目よりめちゃくちゃ太くなってます。
実はこのとき・・・↓↓
やらかしましたww ブローホールが入ってしまいました・・・。おそらくフラックスワイヤーが湿気を含んでいたのだと思われます。なにも本番でこんなことにならなくても・・・(泣)
というわけで追加で二層、盛り直しをしたのです。下側の鉄板を少しかじってしまったのが残念です(泣)
斜めに上っていくところを、寝かせた状態で撮影しました。やはり綺麗に揃わず、不細工なビードですw
円の溶接と、正面上部です。
パイプの先端は、2~3ミリほどしか溶接しろがありませんでした。厳しいw
最後は一気に写真を並べ、フィニッシュです!
技能五輪の課題でよく使われる圧力容器、実際やってみると想像よりはるかに難しく感じました。普段行わないような溶接姿勢や、不慣れな溶接法もそうですが、普段扱っている溶接法でもまだまだな結果だと、自らを戒める良い経験となりました。
圧力容器①でご紹介した「株式会社メタリスト」さんに言えば図面を送付いただけるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!もちろん私に問い合わせていただいてもお繋ぎいたします。ちなみに、タイトルにある写真には3台写っていますが、右側に置いてある圧力容器はメタリストさんが見本で溶接してくださったものになります。
より一層の技術の向上を目指し精進していきますので、みなさまどうかこれからもよろしくお願いいたします。
それでは今日はこのあたりで・・・最後までお読みいただきありがとうございました。
お疲れ様です◎