みなさま、お疲れ様です。
ついに来ました。最強寒波!寒い! このブログを書いている2月5日は、作業を終え工場から出ると、なんと日中に水道が凍りついていました。すぐに解凍し、現在はちょろちょろと水を出し続けています。
さて、今日は階段の踊り場につける「落下防止柵」を製作いたしましたのでご紹介します。
以前「ガラス手摺の受け金物」をブログに書いたことを覚えている方はいらっしゃるでしょうか? そちらの物件で、鉄骨屋さんが施工された「階段手摺」があったのですが、施工後に落下防止柵が欲しいとのご要望があったそうです。しかし鉄骨屋さんが忙しく、すぐに対応できないとのことでしたので、僕が製作する流れとなりました。
今回はあえてタイトルに材料の写真を載せてみましたが、どうでしょうか。このほうがどんなものができるかワクワクするのではないでしょうか。
まずはタイトルにあった材料の下ごしらえです。現場にてビス留めをするので、あらかじめ孔をあけておきます。
このドリルのキリは、皿ビスの加工が一度にできる優れものです。鉄骨屋さんからお借りしました。
このようなビスを使用します。
ビスを差し込むと、凹凸がない綺麗な仕上がりになります。これで下ごしらえは完了です。
次は柵の手摺(?)部分を作ります。こういう平鉄を2回曲げてコの字にしていきます。
ガスで炙りながらゆっくりと曲げて、綺麗なRを成型していきます。
定盤(作業台)に書いたケガキに合わせて90度に。
反対側も同じように曲げ、形になりました。
剝がれ落ちた黒皮を磨いて、Rは完了。
先程下ごしらえした鉄板を付けていきます。
鉄骨屋さんの手摺と同じように溶接しておきます。
裏面は開先をとって溶接、そしてグラインダー仕上げ。
綺麗に磨いて・・・
溶接は完了です。このあと塗装をすれば完成なのですが・・・
一旦、錆止めを塗って乾かさなければいけませんので今日はここまで。
次は仕上げ塗装と、現場取り付けをまとめて書こうと思っています。ぜひ完成までご覧ください。
それでは今日はこのあたりで・・・ここまでお読みいただきありがとうございました。
お疲れ様です◎