みなさま、お疲れ様です。RATEL 中田です。
やっと涼しくなってきましたねー!
もう毎年毎年最高気温を更新して、残暑も長くなってきてますね。なんでなんすかねー。
そんな暑かろうと寒かろうと不変の人気を誇る
モスバーガー!!
おいしいですよねー!やっぱり、ちゃんとハンバーガー食べたいときってモスバーガーに行きますよね。
新鮮なトマトが挟まってて、ジューシーなお肉のやつね!
そんなモスバーガーさんから
ポテトに塩振るやつ
の修理依頼を承りました!
あんまり見たことはないですけどね、ポテトに塩振るやつ。
なんと40年使ってこられたそうです!(溶接ってそんなに持つんだ・・・)
ついに崩壊してしまったポテトに塩振るやつに、今一度命を吹き込みましょう!
それではどうぞ↓↓
まずこちらが初期の段階です。
手前の面に、点々と粒のようなものが見えるかと思います。
これが元々あった溶接痕ですね。
この溶接痕を見る限り「スポット溶接」という技法が用いられたことがわかります。
スポット溶接とは
金属板と金属板を重ね合わせ、電極で一点を挟み込んで電気を流します。
その点に抵抗熱が生まれ、その熱で局所的に溶かしつける溶接法です。
厳密にいえば「溶接」というよりは「圧接」というジャンルに属します。
そんな点の溶接で、40年もの間ポテトに魂(塩)を与えてくれた存在です。
薄いステンレスなので、ぐにゃぐにゃです。
このぐにゃぐにゃを叩いて直す工程から入りました。
スポット溶接より強固に。
ぐにゃぐにゃ相手なので、溶接もぐにゃぐにゃです。しょうがねえ。
反対側もポチポチ溶接。
上下ともに溶接していくので、それぞれの溶接箇所をクランプで挟みながら、ひとつずつ丁寧に溶接していきます。
完全に分離はしていないけどひび割れしているような箇所も複数あったので、そういったところも溶接で繋ぎなおしておきました。
そして最後にグラインダーで仕上げをして、修理完了です。
ただ仕上げるだけでは深めの傷がたくさん入ってしまうので、ステンレス磨き剤を使用して少し磨いておきました。
まるで新品のようです!
とのお言葉をいただきました。(言い過ぎですが)これであと100年はおいしいポテトを食べれるでしょう!
というわけでこのような器具の修理など、是非弊社にお持ちください!
一から作るのでも、もちろんOKです。
それでは今日はこのあたりで・・・最後までお読みいただきありがとうございました。
お疲れ様です◎