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三重県にて装置の修繕

みなさま、お疲れ様です。

また少し日が空いてしまいました。連日の猛暑で、PCを置いている2階の部屋がデスバレーと化していたためです。現在はエアコンの付いた部屋に移動しておりますのでご安心ください。

7月末に三重県のいなべ市にて集塵装置の修繕に行ってまいりました。前々回のブログで明石へ行ったときの装置と同じものですが、明石よりもサイズが大きいものになります。古くなった部品のみ新しいものに交換します。

こちらが現場です。この写真に写っているものはほぼ交換となります。

鉄の構造物などを解体するときによく用いられるのがガス溶断です。ボルトなどが錆びついているので、高温で溶かしてガスの勢いで吹き飛ばします。

解体現場であるあるなのですが、ボルトを溶断して抜いたにもかかわらず、部材が外れない・・・こういう場合は、昔この部材を取り付けたときに、どこかを溶接で付けていることがあります。今回はプレートの向こう側の見えないところが溶接されていました。そもそも組み立て時に一体となっていた部材の一部だけを解体することになったと推測されます。解体するのは手前のプレートだけなので、奥を傷つけないように手前のプレートのみ溶かしました。

これを繰り返し、初日の解体作業は概ね完了です。2日目に新しい材料が入ってきますので、それまでに残りの部材も解体します。

2日目の新部材取り付け状況です。クレーン車と、チェーンブロック(手巻き式のホイストクレーンのようなもの)を駆使して取り付けていきます。

新しい部材を所定の位置に取り付けたら、残りのボルト入れなどは他の作業員の方にお任せし、扉の交換に移ります。

この現場自体はまだ続くのですが、私は都合上2日目までしかお手伝いできなかったので、蝶番の仮付けまでとさせていただきました。

こういった現場に行く際はいつも、現場に着いてからなにを解体してなにを取り付けるのかを知らされますので、現場を見てからの判断力が要となります。このような経験を積めるのはとてもありがたいことです。

それでは今日はこのあたりで・・・最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お疲れ様です◎