みなさま、お疲れ様です。
全国的に本気で寒い時期がやってきましたね。12月までは冬ってこんなもんかと思ってましたが、なめてました。寒いです。
最近、送給装置を置くための台車を製作いたしましたのでご紹介します。送給装置とは、溶接金属を生成するためのワイヤーを手元に送り出してくれる装置です。「溶接」といえば鉄と鉄を溶かしてつけるんでしょ?と思うかもしれませんが、厳密に言えばほとんどの場合「鉄と鉄製ワイヤーと鉄」を溶かしてひっつけます。ステンレスやアルミなども同じです。半自動溶接機には、この送給装置がついています。半自動溶接とは「人が手動で操作して」「ワイヤーの送給は機械が自動」でやってくれることから”半”自動溶接と呼ばれます。
さて、それでは見ていきましょう。
こちらが材料になります。↓↓
まずは側面の枠を組んでいきます。
練習も兼ねて、TIG溶接で組んでいきます。
TIG溶接より半自動溶接を使う機会が多いので、時間がかかってしまいます・・・。この段階でグラインダー仕上げ↓↓
組み上げて本溶接!一番楽しいところです!
これで完成!!
と、思ったのですが・・・。コイル状に巻かれているワイヤーがなくなったとき、このままでは交換できないことに気づきましたwということで、後日改造しました!↓↓
側面を切断し、ついでに把手をつけました。穴が開いたままでは不細工なので↓↓
ついでに木の板も貼っておきました。色塗りたかったのですが・・・また時間があったらで・・・
送給装置を乗せて完成です。とても快適になりました!
今回は工場で自分が使うものなので雑な仕上がりになっていますが、このように角パイプを用いて”世界にひとつの棚やテーブル”も製作することが可能です。もちろん工業用のラックなども承っておりますので、お気軽にお声がけください。
それでは今日はこのあたりで・・・最後までお読みいただきありがとうございました。
お疲れ様です◎