みなさま、お疲れ様です。
前回に続き、箍の製作のご紹介です。
箍は桶をグルっと巻いて締め付けるものですが、通常の桶の箍は板を組み合わせて周長を測り、その長さで作った箍をぎゅっとはめ込むような感じだそうです。
しかし今回の長い箍ではそうはいきません。締め付ける機構はお任せするので考えてくださいとのことです。(うまくいくかな・・・)
締め付けると聞くとまず初めに思いつくのはボルトナットの構造です。これは中川さんも考えが同じでしたので、今回はボルトナットで締め付ける機構にしましょうということになりました。
周長から直径を割り出して、CADで描いたRをそのままコピーします。
締め付けの際に真横に引っ張ると、また違うところが浮いてくるだろうと思ったので、Rをつけました。これで大丈夫かはわかりませんけどw
意外に時間かかるんよ!!w
とりあえず補強の板はこれで完成!
こっちはちょっと分厚いのにします。たまたま工場にあったので。
細かいw
穴あけ&穴あけ
これがどうなるのかというと・・・
こうなります。
これを溶接して締め付けの機構は完成=箍完成です!
ほんとは4mの時点でこれを先につけておくべきでしたw
先に繋いで8mにしてからつけたのですごくやりにくかったですw
グルっと一周して、ここでこうボルトナットで締め付けるわけです。
箍は、ブースの足元と、高さ2mぐらいのところにつけるそうなので目線からナットが見えづらいように使っていただけるかと思われます。
この状態で納品です。
このブログを書いている現在、納品してから1週間ぐらいなのですが、特に連絡はありません。(うまくいってる?)
うまくいってくれると嬉しいです。
展示会のほうもうまくいくよう願っております。
これで今回の箍の製作は終了です。まだもう1台分預かっているので、取り掛からなければ・・・。今回の溶接繋ぎだと、↑写真のように巻いたときに溶接部分が折れてしまいそうだったので、次回は重ねて溶接してみようかと思います。今回は補強を入れて運搬してもらい、取り付け直前に補強を外してもらうようお願いしました。
ちなみに完成時の長さはこれぐらい・・・。長w
それでは今日はこのあたりで・・・最後までお読みいただきありがとうございました。
お疲れ様です◎